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ブログ2022.05.02
英国生地(William Halstead)で仕立てるレディーススーツ
【Tailor Fukuoka Ginza Blog】
みなさんこんにちは
銀座店の瀬野尾でございます
メンズスーツの流行に合わせまして
私も英国生地でスーツを仕立てましたので
ご紹介をさせていただきます
生地は
William Halstead (ウィリアム・ハルステッド)の2PLY
モヘア混や4PLYまでは…
ということで程よく(?)2PLYをセレクト
No.15-3164
William Halstead -ウィリアム・ハルステッド-
Order Suit ¥62,000+tax(¥68,200)
デザインはメンズの要素を多めに入れて作りました
レディースの場合は
ノーベントやセンターベントが多く
サイドベンツのスーツは珍しいと思います
※レディースの場合
ウエストとヒップの差寸が大きい為
センターでもサイドでもベントが開きやすいのです
袖も4つ重ねの本切羽
英国生地には艶消しの水牛釦が似合います
ボトムのデザインはシンプルにタイトスカート
おそらく、
みなさまが普段見かけるものより
丈が長く細めだと思います
私が着るとふくらはぎがやや隠れるほどの長さです
生地に重厚感がありますので
本来は全体的にゆとりを
とった方が動きやすいのですが
今回は私の個人的な好みで
縦長のシルエットになるよう
つくっております
正直、英国生地は
硬い・重い・伸びない
の三拍子が揃っておりますので
レディースのお客様には
なかなか受けはよくないかとは思うのですが
いつもと雰囲気を変えた仕上がりに
大変満足しております
こちらのような
メンズデザインを取り入れたオーダーも可能です
まわりの方でこんなスーツ探している
という方がいらっしゃいましたら
ご紹介していただけますと幸いです
Tailor Fukuoka銀座店 瀬野尾
Staff投稿者瀬野尾 [Senoo]
服飾系の大学を経て入社。
レディースオーダースーツSignatureの責任者であり
Tailor Fukuokaの企画会議にも参画している。