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ブログ2024.07.18
第3 ボタンへの拘りを呼び起こす
【Tailor Fukuoka Shinjuku Blog】
皆様こんにちは。
いつもテーラーフクオカのblogを
ご覧いただきありがとうございます。
テーラーフクオカ新宿店の伴です。
今回は『第3 ボタンへの拘りを呼び起こす』
と題してお届け致します。
シリーズ物でお伝えしておりますボタンシリーズ。
最終の第3弾。
今回ご紹介ボタンはこちら。
ズバリ、私物の七宝焼ボタンです。
重みがありきれいなボタンです。
重量があるので打込みの甘い生地
ですと生地が伸ばされてしまうので
注意点が必要、、、
やや扱いに苦慮しております。
そんな七宝焼の歴史は古く、古代エジプト
まで遡ると言われツタンカーメンの
装飾にも同じ技術が使われているようです。
長い歴史のある装飾技術製品なんですね。
日本には中国・朝鮮を経て伝来。
実際に七宝焼が作られるように
なったのは江戸時代とのこと。
当時は高級品で限らてた家柄
のみ手にしていたと言われています。
明治に入ってから一般大衆向けに
生産できるよう技術開発がなされ
現在に至ります。
日本の七宝技術はこの時期に世界へ
発信されており当時と同じく
現在でも高い評価を得ているようです。
日本の技術が評価されるのは嬉しいですし
そのアイテムが手元にあるのは何だが
誇らしいですね。
しかしながら、持っているだけでは
その良さを発揮できませんので
何かには使わないとなりません。
今シーズン以降のアイテムへの
取り付けを企画しながら今回の
ボタンシリーズは終了でございます。
お付き合い頂きありがとうございました。
それではまた次回お会いしましょう。
Tailor Fukuoka新宿店
伴