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2024.09.12

シックな紺無地

 

 

【Tailor Fukuoka Ginza Blog】

 

 

皆様こんにちは、銀座店の横尾です。

 

以前、ブログで紹介させていただいた

ネイビースーツが仕上がりましたので

そのご紹介をさせていただきます。

 

 

 

 

 

ブログで紹介しておりました通り

PrestigeLineのチャールズで

仕立てました。

 

ロープドショルダーによって

肩周りにインパクトのある本モデル。

今回は衿巾も広めに設定し、チェストから

ウエストにかけて強めに絞っていきました。

 

いつもは程よくゆとりのあるサイズ感で

作る事が多いので、背筋がグッと伸びる様な

感覚です。

 

 

普段から私物のスーツは股上を

深めに設定する事が多いのですが、

今回は更に1.5センチほど+して

作成しました。

 

股上を深く設定する事で

ベストの丈も通常より短くなってきます。

その結果、自然と腰の位置が高く見えるので

スタイル良く映ります。

 

 

極端に股上を深くしてください!

という訳ではございませんが

腰骨よりも上の位置でお履きいただく

スタイルを推奨しておりますので、

お気軽にご相談ください。

 

 

 

 

今回使用したColsaltoの生地は

艶がありドレッシーな雰囲気ながら、

適度なハリコシも備えておりますので

フロントのロールもふんわりと

美しく返ります。

 

この仕立て上がりこそが

我々が「3釦段返り」を推奨する

理由の一つでございます。

 

 

 

 

定番とされるネイビー3ピース。

オーセンティックに仕立てるからこそ

袖を通した時にしっくりくるような

安定感があります。

 

勿論、オーダーは様々なデザインを

楽しんでいただけるものですし

その為に多くの生地もご用意しております。

 

ただ、定番の生地を定番のディテールで。

という楽しみ方もまた一つです。

 

秋冬のオーダーでお悩みの方も

多いかと思いますが一つ参考に

してみて下さい。

 

 

今回もお付き合いいただき

ありがとうございました。

 

銀座店 横尾